個人の輝きを尊重し『 才能の開花 』 『 能力の開放 』という現場独自のスローガンをもとに、作業者それぞれが違う得意分野を持っているので、バネの種類に関係なくどんなジャンルのスタイルにも即時製作対応できます。
“1人で3人前の仕事ができる”というそんなスタッフが共通して意識しているのは、設計から最終検査までトータルでコーディネイトすること。
『やる気よりもその気!』 で日々今の自分を超えることを目標としています。
富士発条では創業以来、高耐蝕海水用ポンプばねとして、世界中より高い評価をいただいております。
製作工程管理には非常に高いノウハウを必要とし、従来一般的には量産は不可能とされてきました。
当社では独自の技術、生産管理によって量産に成功しています。
石油化学、塩酸系酸洗い装置、油井部品、海水用途関係にお使いください。
高温下においても800℃以上ではインコネルX750より、強いとされています。
■お知らせ ・・・ いつも沢山のお問い合わせ有難うございます。昨今ハステロイ材の入手が大変難しくなっておりまして、 お客様の御希望に叶えませんこと多々恐縮に存じます。このホームページを持ちまして伏せてお詫び申し上げます。 但し、材料を御持ち込みいただければ加工に関してはアフターサービスまで責任を持って対処させていただきます。
熱へたりに対して強い材質であることから、キッチン用熱周り器具にお使いいただいています。
熱処理温度が高いため、止むを得ず着色が生じますが、品質には一切影響を及ぼしません。
インコネル系も熱に対して有効でありますが、コストの点から当社ではSUS631J1を奨めています。
当社では、お客様の使用温度に対する横弾性係数の低下を考慮に入れた設計をいたします。
SUS304よりも錆びやすいといわれるお客様には、パシペート処理にて対応しています。
黒染めとは簡単に言えば、鉄の表面をいったん錆びさせ、それ以上錆が進行しないようにし、内部を保護する処理であります。
金属自身の化学変化によって生まれるいわゆる黒錆びは、黒色優美で光沢もありバネの品格を一段と高めます。
通常の赤錆とは違って強固で安定しているので将来的にも赤錆の発生を抑えます。
しかし油分が完全にきれると、やはり若干ですが錆びる傾向にあるという短所もあります。
殆んどのお客様に、鉄系バネを黒染めにご注文をいただいておりますが、逆にしなければコスト削減にも繋がります。
もっと錆びにくくしたいという場合はクロメート、リューブライト処理もお任せください。
もちろんバネ以外の鉄鋼製品の受注も賜っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
画像のような一般的なフック以外にも、お客様独自のオリジナルフックで作成可能です。 液面計などの極厳公差から長さ数メートルのものまで、NCマシンで量産にも対応しています。 コスト面からの設計支援としましては、フックは極力普通(イングリッシュフック、ジャーマンフック)をお選び頂、 またフックの径を変えない(コイル径と同じにする)、フックを長くしない(短くしない)などがお安く出来るコツです。 製造部門から一言伝言ですが、設計時に物理理論上を超えた強初張力を設定しないこと。 また初張力が限りなくゼロに近い設計にも御留意お願いいたします。どうしても初張力を完全にゼロにされたい場合は、 コイル部のピッチを少し開けまして製作いたします。